多くのワクチンには「チメロサール」という有機水銀(水銀の一種)が含まれています。開封後に細菌汚染から防止するため、『殺菌・防腐剤』として添加されています。今は添加は好ましくないと考えられるようになり、含有量が減らされたり、チメロサールを含まないワクチンもできてきました。
ということは、身体に悪いと言っているようなもの。そりゃそうです、水銀ですよ。安全性を証明する研究など不可能で、身体にとって毒でしかありません。
そんなチメロサールを詳しく見ていきましょう。
もくじ
チメロサールとは?
チメロサールは有機水銀化合物であり、防腐剤として使われる。化学名はエチル水銀チオサリチル酸ナトリウムである。
人体に吸引されると分解されエチル水銀が生じる。水俣病で有名なメチル水銀とは異なり、エチル水銀の半減期は3〜7日と短く、人体での蓄積に関しては毒性は低いとされる。
チメロサールは吸入、摂取および皮膚との接触により非常に有毒であり、累積効果の危険性がある。
チメロサールは、体内で代謝されて約50%が「エチル水銀」になります。エチル水銀の血中濃度半減期は1週間未満とされており、1ヶ月で約1/30に、2ヶ月後は1/500以下となり、水俣病の原因物質で知られるメチル水銀より6~10倍早く体内から排出されるとされています。
なぜワクチンにチメロサールが添加されるの?
1928年にオーストラリアでジフテリアの予防接種の注射薬に病原体が混入して注射を受けた多数のこどもが死亡する事件が起こったこと、および1940年代から少量で効果が高く安いことなどを理由に、世界的に使用されるようになりました。
2人以上使用するワクチンには、防腐剤を添加することが法律上義務付けられている。この目的に使用されているのがチメロサールと2-フェノキシエタノールである。
引用:よくわかる予防接種のキホン―小児, 高齢者用から渡航用ワクチンまで―
ことの発端は1928年、オーストラリアでジフテリアの予防接種の注射薬に病原体が混入し、摂取直後に多数の子どもが死亡する事件が起こりました。チメロサールは少量で強い殺菌作用を持ち、なおかつ安いことから、このような細菌汚染を防ぐために『殺菌・防腐剤』として、1940年代から世界中で使用されるようになりました。
ワクチンに含まれる水銀の量は?
製薬会社ごとにチメロサールの含有量は異なる。インフルエンザHAワクチンでの含有量は、1990年代に比較して10分の1以下と大幅に減量(1回の注射量0.5mL中2〜4µgのチメロサール(1〜2µgの水銀))されている。
含有量はワクチンの添付文書に記載されています。そのほとんどが、mg(ミリグラム)単位で記載されているので、µg(マイクログラム)に変換しなおすとわかりやすいと思います。
ワクチンを打つことで、生後6ヶ月の子どもは安全と言われる水銀量の2.5倍摂取
水銀は体重1㎏に対して0.1µg(マイクログラム)/日が許容範囲だといわれています。しかし、これはあくまでも環境上の水銀汚染です。6カ月の子どもの体重が仮に10㎏あったとすると1µgが最大の許容量になるわけです。ところがインフルエンザワクチンやDPTワクチンに入っている水銀の値は2001年以前は10~100µgでした。のちに、有機水銀化合物は神経系に蓄積され障害を起こすということが水俣などの公害病でわかると、これを避けるため2001年に10分の1の10µgに変更されています。
今回の国産のインフルエンザワクチンにはチメロサールが5µg含まれていますから、水銀量がその半分の2.5µgとしても、安全とされる量の2.5倍の水銀が注入されるわけです。しかもこの許容量は、食事や呼吸などの自然環境から入るものとして想定されている量であり、予防接種では直接血液中に侵入することを考えると、予防接種に入っている水銀の量はとてつもなく恐ろしいといえます。実際、食事からとる量の50倍以上の毒性と考えなければならず、今回の新型インフルエンザワクチンに含まれる水銀の毒性は、安全とされる水銀量の100倍にも達する計算になります。
引用:それでもあなたは新型インフルエンザワクチンを打ちますか?
これを一度の摂取ならまだしも、一度に数種類のチメロサール入りのワクチンを打ったらどうでしょう。間隔をあけても再び打てば、水銀が体内に蓄積され、神経系に障害が出る可能性が高くなります。
エチル水銀はメチル水銀以上の毒性がある?
エチル水銀は、水俣病の原因として有名になった非常に毒性の強いメチル水銀と同じ有機水銀ですが、米国国立衛生研究所が資金を出し、ワシントン大学の研究者が行った研究により、エチル水銀はメチル水銀以上の毒性があることがわかりました。すなわち、エチル水銀は、メチル水銀以上に容易に血液脳関門を通過し、優先的に脳組織に蓄積され、徐々に無機水銀に変化していくことがわかったわけです。いったん無機水銀に変化すると脳から排出されなくなります。実際、メチル水銀の2倍もの水銀が脳に残りやすいという結果が出たのです。このことから、脳神経系に問題を生じさせることが懸念されています。
引用:それでもあなたは新型インフルエンザワクチンを打ちますか?
メチル基よりエチル基の方がより脂溶性の性質をもっているため、メチル水銀よりエチル水銀の方が血液脳関門を通過しやすいのです。つまり、メチル水銀よりもエチル水銀の方が毒性が高いのです。
マグロにも含まれる水銀
ワクチン以外からも知らず知らずのうちに、日常的に水銀を体に取り込んでいます。例えばアルミホイル、アルミ缶、むし歯治療充填剤(水銀アマルガム)、マグロ、ひじき。
環境中には元々水銀が存在していて、雨とともに海へ流れ出し、水中の微生物の働きでメチル水銀になります。これが水生生物の食物連鎖によって濃縮され、最終的に人間が食べているのです。
日本人は1日平均約8µgの水銀を摂取しているといわれています。マグロ一貫でワクチン4本分の水銀の摂取量と言われていますから、そもそも食事自体も見直さないといけません。
チメロサールと自閉症の因果関係は?
裁判で自閉症はワクチンが原因で引き起こされると認められた!
「自閉症は遺伝によるものではなく、ワクチンが原因で引き起こされているもの」ということがイタリアで認められました。
出典:U.S. Media Blackout: Italian Courts Rule Vaccines Cause Autism
判決文書:TRIBUNALE DI MILANO
このワクチンは臨床治験段階から自閉症を引き起こしており、メーカーはそれを知りながら黙認していたことも合わせて判明。
2014年9月23日、ミラノ地裁は、ワクチンによって自閉症になった男児に対し、保障を認める裁定を下しました。6つの小児疾病に対するワクチンを打ったことにより、男児は永久的に自閉症になり、脳に障害を受けました。
男児は生後1年目(2006年3月から10月の間に)、グラクソスミスクライン社の六価ワクチン「インファンリクス ヘクサ」を3回接種された。このワクチンは、ポリオ、ジフテリア、破傷風、B型肝炎、百日咳、インフルエンザB型(Hib)の6疾病から子どもを守るとされています。
しかしワクチンには、これらの病気の抗原に加えて、水銀を含む保存料のチメロサール、及びアジュバントのアルミニウム、その他の有毒成分が含まれていました。男児は3度の接種を受けてまもなく自閉症へと退行していきました。
専門家の医学的証言に基づいて裁判所は、この男児は遺伝子変異により(神経毒に)感受性が高かったところ、ワクチンに含まれていた水銀やアルミニウムなどの神経毒が原因で、自閉症と脳障害を引き起こした可能性が高いという結論付けました。
裁判所はまた、「インファンリクス ヘクサ」に含まれるチメロサールは、その神経毒性によって現在イタリアで使用が禁止されており、「数キログラムの体重しかない幼児に、推奨レベルの最大値を大きく超えて濃縮されている」と指摘しました。
また、ニコラ・ディ・レオ裁判長は、その他の罪を免れられない証拠として、1271ページにのぼるGSK社の秘密報告書をあげています。この内部文書は、臨床治験の間にワクチン接種によって自閉症を発生した5件を含む、インファンリクスワクチンによる有害事象についての証拠を提供しました。(同文書626ページの表参照)
これに先立つ2年前の2012年5月23日、リミニの裁判所でもルチオ・アルディーゴ裁判長が別のワクチン、麻疹・おたふく・風疹ワクチン(MMR)が子どもの自閉症を引き起こしたとして、同様の判決を下しています。
チメロサールと自閉症には因果関係があると指摘
感染症専門医・ホルトーフ博士がチメロサールと自閉症には因果関係があると指摘されました。
感染症専門医・ホルト-フ博士が、水銀系保存料「チメロサール」と自閉症の因果関係について指摘。#チメロサール pic.twitter.com/AlZuTAKxeH
— あいひん (@BABYLONBU5TER) May 23, 2020
チメロサールはチックや言葉の遅れ、ADHD、自閉症のリスク因子である
これまで数々のチメロサールと自閉症に関しての論文があげられてきましたが、ことごとく隠蔽されてきました。いまだにWHOやCDCもチメロサールは自閉症とは無関係と言い続けています。(もちろん厚生労働省も)
そんな中2014年、チメロサールはチックや発育・言葉の遅れ、ADHD、自閉症のリスク因子であると発表しました。
- 防腐剤として使用されている有機水銀のチメロサールに焦点を当て165件の研究を行い、有害であることが判明
- これらのうち16件は、死亡の結果が報告されている
- 乳児期のチメロサール摂取による自閉症のリスクが7.6倍に増加したことが判明
出典:ワクチン中のチメロサールが安全とする研究における方法論的問題と不正の証拠
チメロサールの自閉症以外の副作用は?
✔︎ 局所の発赤や腫脹などの皮膚過敏症がみられる
✔︎ 子どもたちの精神発達障害、会話や文章における障害、歩行障害、意識のくもり、気分の苛立ち、異常に怒りやすく次第に気が違ったようになる
(参考:医者とおかんの「社会毒」研究)
副作用とあえて記載していますが、「副作用」という言葉は製薬会社や医療関係者のいうただの言い訳にすぎません。副作用も作用です。
人体にとって悪い影響を及ぼす作用を副作用と呼ぶ傾向が強いが、本来の意味では良い作用か悪い作用かによって呼び分けるものではないので、注意が必要である。
出典:Answers|副作用
チメロサール(水銀)を含むワクチンは?
- ジフテリア
- 破傷風
- ポリオ
- 風疹
- おたふく
- BCG
- 麻疹風疹混合
- ロタ
- インフルエンザ
- 日本脳炎
- B型肝炎
- 肺炎球菌
商品によって異なるため、例えばインフルエンザワクチンでも入っているものと入っていないものがあります。ワクチンの添付文書に記載されていますので、ご覧ください。
さいごに
最近ではチメロサールが使われないワクチンもできてきましたが、これはこれで問題があります・・・
例えばインフルエンザワクチンFLUVIRINには1µgの水銀が含まれています。計算式にすると、1µg/0.5ml=2000ppb、つまり毒性危険レベルの10倍の水銀である、など。これはまた別のお話で。
ワクチンを摂取される方は、ただ国に言われるがまま摂取するのではなく、何が入っていて、どんな効果があるのか、どんな作用があるのか、全て知った上で摂取してほしいです。
今すぐ病気になる場合もあれば、数年経って初めて症状が出ることもあります。自分の心身を守るのは自分であること、子どもの心身を守れるのは親だけです。
まずは知る。ここからはじめてみませんか。
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