原材料見て驚愕!「コーヒーフレッシュ」はミルクではない!危険性は?

原材料見て驚愕!「コーヒーフレッシュ」はミルクではない!危険性は?

タダより怖いものはない、と思っています。

よく見かける「コーヒーフレッシュ」。コーヒーを頼むと、なぜ無料でもらえるのでしょうか?なぜ長時間常温の場所に置いておいても腐らないのでしょうか?

ミルクや生クリームから出来ていると思い込んでいる方も多いと思いますが、実際にはミルクも生クリームも一切入っていない、油と水と食品添加物でつくられた、今話題のトランス脂肪酸のかたまりです。

ミルクではない。ミルクっぽいもの。だから安く作れるから無料でくれるし、腐りません。身近にある ” 見えない油 ” 、詳しくみていきましょう。

コーヒーフレッシュとは?

コーヒーなどに加える小型のクリームを意味するポーションクリームで、食品分類上の区分は「植物性油脂食品」や「植物油脂クリーミング食品」

出典:Wikipedia

コーヒーフレッシュの原材料

メーカーにより異なりますが、主に以下の原材料が含まれています。

  • 植物油脂
  • 砂糖
  • 脱脂粉乳
  • カゼインNa:油と水を混ぜる
  • 乳化剤:油と水を混ぜる
  • 増粘多糖類:とろみをつける
  • pH調整剤(クエン酸ナトリウム):日持ちさせる
  • 香料:ミルクっぽい香りをつける
  • 色素:ミルクっぽい色にする
  • 酸化防止剤(ビタミンC):酸化防止

ポーション容器5ml中2mlは植物油脂で、牛乳や生クリームは一滴たりとも入っていない、見事な食品添加物のかたまりです。

植物油脂と水に乳化剤を加えクリーム状にした後、着色料や香料で色合いや香りを調整して作っています。

ポーション容器には原材料は書かれていない

容器が30cm2以下の場合は原材料の表示をする必要はないと、食品衛生法で決まっています。

乳化剤も増粘多糖類も香料も一括で表示されるため、実際には何種類の添加物が使われているかはわかりません。同じ目的のために使われるのであれば、一括して表示して良いと食品衛生法で定められています。

これではファミレスや喫茶店で出されるコーヒーフレッシュには何が使われているか、お客さんはみることができませんね。

コーヒーフレッシュに栄養はない

油と水と添加物からなっているコーヒーフレッシュに栄養など全くありません。

コーヒーフレッシュ1個(5ml)のカロリーはおよそ15キロカロリーなので、甘いコーヒー好きの方は多量摂取にご注意ください。ちなみに牛乳5mlは、約3キロカロリーです。

コーヒーフレッシュに有害物質が含まれている?

ひとつずつ見ていきましょう。

植物油脂

植物油脂にはオメガ6脂肪酸と呼ばれる成分も含まれており、これは取りすぎによってアレルギー症状を悪化させる作用があります。

カゼインNa

コーヒーフレッシュをコーヒーに入れたときに、それらが混ざり合った状態を保つためにカゼインNa(ナトリウム)を入れます。

カゼインNaは牛乳由来の成分のため、乳アレルギーをもつ人は注意が必要です。

  • 腸への影響
  • 栄養吸収を阻害する
  • 脳に影響を与える
  • 精神疾患との関係性がある
  • がんの発生を促す

可能性があると言われています。

参考:カゼインナトリウム(食品添加物)とは?安全性やアレルギーは?|グルメノート

乳化剤

コーヒーフレッシュの油と水の分離を防ぐためにあるのが乳化剤です。その乳化剤の原料として使われることが多い、ショ糖脂肪酸エステルは、大量に摂取すると下痢を起こす可能性があります。

他にも、

  • 発がん性の疑いがある
  • 肝臓に悪影響を与える
  • 消化器系に悪影響を与える
  • 胎児の染色体異常を引き起こす原因物質(妊娠中に摂取してはいけない物質)

と考えられていますが、科学的根拠は出ていません。

食品添加物の一種とされていますが、同じ物質が化粧品や洗剤などに使われる場合は、乳化剤ではなく「界面活性剤」と表記されます。

pH調整剤

食品の日持ちをよくし、変質・変色を防ぐために使用されます。コンビニ弁当などによく使われていますね。

天然由来(クエン酸など)でしたらほとんど問題はありませんが、原料にリン酸塩が含まれる場合、ミネラルを欠乏させ骨粗鬆症の発症リスクが高まったり、摂取が多いとカルシウムの吸収を妨げます

コーヒーフレッシュに含まれるトランス脂肪酸

マーガリン・ショートニング・カップラーメン・フライドポテト・カレーのルゥ・ポテトチップスなどにも含まれる、トランス脂肪酸。

善玉コレステロールを減らし、悪玉コレステロールを増加させる脂肪の一種です。これにより、心臓病・脳卒中・糖尿病・動脈硬化・メタボなど生活習慣病のリスクが高まります。

農林水産省によると、日本人の1日のトランス脂肪酸摂取制限は約2gです。メーカーにもよりますが、コーヒーフレッシュ1個に含まれるトランス脂肪酸の量は約0.04g。

もちろん日本には様々な食品に見えないトランス脂肪酸が含まれていますから、含有がわかっているものは摂取しないほうが賢明でしょう。

参考:すぐにわかるトランス脂肪酸|農林水産省

トランス脂肪酸フリーのコーヒーフレッシュ

今トランス脂肪酸0.0%というコーヒーフレッシュも販売されていますが、こちらはどうなのでしょうか?

メーカーにより異なりますが、大抵下記のような原材料で構成されています。

植物油脂、砂糖、脱脂粉乳/カゼインNa、乳化剤(大豆由来)、pH調整剤、香料、酸化防止剤(ビタミンC)

従来の味・見た目をキープしながら、「トランス脂肪酸ゼロ表示」の基準をクリアできたということです。トランス脂肪酸は含まれていない(微量)かもしれませんが、原材料を見ても従来品より大差ないため、人体にとっていいものではないことに変わりはありません。

分析精度にはバラつきがあることから、食品100g当たり(清涼飲料水等にあっては、100ml当たり)のトランス脂肪酸の含有量が0.3g未満である場合には、「0g」と表示しても差し支えありません。

出典:食品衛生法|東京都福祉保健局

コーヒーフレッシュは不妊につながる食品ベスト5に選ばれている

排卵障害または多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を引き起こす危険性のある五大食品として、

  1. チョコレート
  2. 生クリーム
  3. マーガリン
  4. コーヒーフレッシュ
  5. サラダ油

が挙げられます。

出典:排卵障害を起こしやすい食品とは?|子宝カウンセラーの会

これらの食品に共通しているのは、砂糖・トランス脂肪酸・食品添加物が含まれていると言うことです。普段からこれらを体内に取り込むことで、身体の中は酸化し錆びていきます。

その結果、卵巣や子宮、卵管に炎症が起きはじめ、排卵障害・多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を引き起こすのです。

ポーション容器にも発がん性物質使用の現実

コーヒーフレッシュの容器には「ポリスチレン」が使用されていますが、ポリスチレンの原料となるスチレンは、カリフォルニア州法プロポジション65において発がん性物質に指定されています。

参考:Notice of Intent to List: Styrene

このポリスチレンには、酸化防止剤としてノニルフェノールを添加していますが、環境ホルモンにも影響があると指摘されている物質です。

環境中にあって、私たち人間を含めた生物の本来のホルモン作用をかく乱する物質を一般に「環境ホルモン」と呼んでいます。

(中略)

直接の原因が作用メカニズムまで明らかにされているものではありませんが、異常が認められた生物の生息環境中に存在するDDT、PCB、TBT、ダイオキシン、農薬などの化合物への曝露との関係、また一部にはノニルフェノールによる影響も指摘されています。

出典:環境ホルモンとは|農業環境技術研究所

このノニルフェノールは、避妊用の殺精子剤としても使われていたり、合成洗剤としても使用されています。

さいごに

今やコーヒーフレッシュはコーヒーに入れるためだけにできてはいません。「コーヒーフレッシュ レシピ」と調べると、様々なレシピが顔を出してくれます。また、コーヒーフレッシュ単体で愛飲される方もいらっしゃるとか。

添加物ひとつひとつの安全性が証明されていたとしても、それが数種類混ざった場合どうなるか、なんて誰にもわかっていません。

添加物大国と言われる日本で、「添加物を全く取らない生活」なんて、絶対に無理です。でもなるべく取らないように気をつけることはできますよね。

ちなみにガムシロップは遺伝子組み換え食品でできていますから、コーヒーを飲むなら、ブラックが一番安心でしょう。

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